パネル・店頭装飾の基礎知識
等身大パネルの作り方|素材・写真・サイズとスタンドの選び方
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店頭の案内や展示会、記念撮影に使える等身大パネル。人物を大きく印刷するだけでなく、設置する場所に合った大きさ・素材・支え方を選ぶことが大切です。この記事では、写真を用意する段階から注文前の確認まで、初めての製作で迷いやすいポイントを順番に整理します。
何を伝えるパネルにするか決める
最初に「どこで、誰に、何を伝えるか」を決めます。入口でお客様を迎えるなら人物と短いあいさつ、展示会で商品を案内するなら商品写真と名前、撮影用なら一緒に写る人が立つ場所まで考えると、必要な形や大きさが見えてきます。
| 使用場面 | 先に確認すること |
|---|---|
| 店頭の案内 | 入口や通路をふさがない位置、店名・案内文の読みやすさ |
| 展示会・イベント | ブースの幅、会場の設置条件、組み立てと撤去の時間 |
| 記念撮影 | 人が並ぶ場所、照明の映り込み、撮影する向き |
| 商品の形をしたPOP | 商品名が読める大きさ、細い部分の形状、背面の支え |
受付やレジ横など、卓上の小さなスペースで案内したい場合は、ミニのぼりの活用・注文ガイドも参考になります。置く場所を基準に、使いやすい商品を選びましょう。
人物の身長だけでなく、輪郭全体の幅と高さを測る
パネルの大きさは、人物の身長だけでは決まりません。横に伸ばした腕や持ち物、ロゴ・メッセージも含めて、完成する輪郭全体の幅と高さを考えます。設置場所には、パネル本体と背面のスタンドが収まる余裕も必要です。
| 注文時のサイズ枠(幅×高さ) | 検討するときの目安 |
|---|---|
| 600×900mm以内 | 小型の商品POPや低い位置に置くパネル |
| 900×1800mm以内 | 大人の人物など、縦長の全身デザイン |
| 1200×1800mm以内 | 腕や持ち物が横に広がるデザイン |
| 1200×2400mm以内 | 高さや幅を大きく使う展示用デザイン |
たとえば「高さ1700mmで作りたい」ときも、画像の縦横比によって幅が変わります。先に高さだけを決めず、全体を配置した状態で寸法を確かめてください。入口やエレベーター、搬入用の箱が通る経路も確認しておくと安心です。
スチレンとアルミ複合板を設置環境で選ぶ
| 素材 | 特徴と確認ポイント |
|---|---|
| 7mmスチレンボード | 軽量で扱いやすく、屋内の短期イベントや展示向け。湿気や衝撃、保管時の反りに注意します。 |
| 3mmアルミ複合板 | スチレンより硬く、継続的な展示や屋外で使う場合の候補。設置環境に合った支え方もあわせて検討します。 |
印刷面のラミネートは、マットとグロスから選べます。マットはつやを抑えた仕上がり、グロスはつやのある仕上がりです。撮影用にする場合は、照明の位置やカメラの向きも含めて見え方を考えましょう。
ラミネートを選んでも、素材やスタンドの性質が変わるわけではありません。屋外や湿気の多い場所、風の当たる場所で使う場合は、素材・スタンド・設置方法をまとめて事前にご相談ください。
写真とカット形状のデータを準備する
写真は、撮影時の元データなど、できるだけ大きく鮮明なものを用意します。小さな画像を拡大すると、輪郭のぼけや粗さも大きく見えます。SNSから保存した画像やスクリーンショットだけで判断せず、希望する仕上がり寸法で使えるか確認しましょう。
- 頭・手・足先など、必要な部分が写真の端で切れていないか確認する
- 人物・キャラクター・ロゴなどは、印刷や展示に使える素材を用意する
- 自分以外の人物写真を使う場合は、本人に使用目的と展示場所を確認する
- 髪の毛先や細い小物など、残したい輪郭がある場合は事前に相談する
テンプレートページには、等身大パネルの入稿用サンプルデータがあります。サンプルのW813×H1700mmは作成例なので、注文する仕上がり寸法に合わせて準備してください。背景の塗り足しや文字の配置、カット形状は、データ内の案内と希望する仕様を確認して進めます。
文字のアウトライン化や画像の扱いは入稿データの作り方で説明しています。写真の配置から相談したい方は、デザイン作成サービスもご確認ください。
スタンドの種類と背面に必要なスペースを確認する
パネルを自立させるには、表面だけでなく背面の支えも重要です。注文ページでは紙足・紙足2分割・スチールスタンドを選べます。素材とパネルの大きさ、設置期間、持ち運び方を伝えて、組み合わせを検討しましょう。
| スタンド | 検討するポイント |
|---|---|
| 紙足 | 屋内の安定した場所で使うときの基本。背面で折り脚を開くスペースを確保します。 |
| 紙足2分割 | 収納や運搬の方法とあわせて検討。パネルの二つ折り加工の選択条件も確認します。 |
| スチールスタンド | よりしっかりした支えを検討する場合の選択肢。設置条件に合うかを事前に確認します。 |

どのスタンドでも、傾いた床や風の強い場所での安定を保証するものではありません。人が触れる位置、空調の風、通路との距離を確認し、会場の担当者とも設置位置を相談してください。
製作日数・配送・搬入まで含めて予定を立てる
発送日と、会場で使える日は異なります。注文ページの発送目安に加え、配送日数、会場の受け取り可能日、設営に必要な時間を見込みましょう。枚数や仕様によって発送目安が変わるため、注文する条件で確認します。
デザイン作成を依頼する場合は、写真や文言の準備、デザイン確認・修正の時間も必要です。複数台を作る場合や、指定日に会場へ届けたい場合は、使用日と希望内容をお問い合わせからお知らせください。
注文前のチェックリスト
- 設置場所・使用日・使用期間と、会場の設置条件が決まっている
- 輪郭全体の幅と高さが、選んだサイズ枠に収まっている
- 使用できる写真・イラスト・ロゴの元データがそろっている
- 素材・ラミネート・スタンド・二つ折りの要否を確認した
- 背面の支えと人の通り道を含めて設置スペースを確認した
- 商品代・スタンド代・送料を含む金額と発送目安を確認した
仕上がりの大きさや使用場所が決まったら、素材とスタンドを選んで料金をご確認ください。
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