横断幕・幕の基礎知識
横断幕の作り方ガイド|サイズの決め方・生地の選び方・取り付け方法
公開日

スポーツの応援幕、店舗のオープン告知、工事現場のフェンスなど、横断幕はさまざまな場面で使われます。ただ、初めて作るときは「どのくらいの大きさにすればいいのか」「生地は何を選べばいいのか」「どうやって取り付けるのか」で迷いがちです。この記事では、横断幕を作るときに決めることを順番に解説します。
横断幕・懸垂幕・店頭幕の違い
| 種類 | 形 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 横断幕 | 横長 | フェンスや手すり、壁面に横向きに張る。応援幕・告知幕など |
| 懸垂幕(垂れ幕) | 縦長 | 建物の屋上や窓から縦に垂らす。校舎・庁舎・商業ビルなど |
| 店頭幕 | 横長・縦長 | 店舗の軒先や店頭に掲げる。袋加工でパイプに通すことも多い |
呼び方は違っても作り方の基本は同じで、「サイズ」「生地」「周囲の加工」「取り付け方法」を決めていきます。
サイズの決め方
まずは取り付ける場所の寸法を実際に測ることから始めます。フェンスなら支柱と支柱の間隔、壁面なら固定できる位置の幅を測り、取り付けに必要な余白を考えてサイズを決めましょう。
| サイズ(幅×高さ) | よく使われる場面 |
|---|---|
| 180×60cm | 店頭・室内の告知、小さめの応援幕 |
| 180×90cm | 体育館の応援幕、イベントの案内 |
| 270×90cm | フェンス・手すりへの掲示、店舗の告知 |
| 360×90cm | グラウンドや工事現場のフェンス |
| 450×90cm | 大型の告知、イベント会場 |
| 540×90cm | 長いフェンス・建物の正面 |
| 360×120cm | 校舎・建物の壁面 |
| 450×150cm | 遠くから見せる大型の横断幕 |
遠くから読ませたい場合は、幕を大きくするだけでなく、入れる文字数を絞って一文字を大きくするのが効果的です。体育館の応援幕なら、観客席やコートからの距離を想定して文字の大きさを決めましょう。
生地の選び方
横断幕の生地は、大きく分けて「布系」と「ターポリン(ビニール系)」があります。屋内か屋外か、どのくらいの期間掲示するかで選びます。
| 生地 | 質感 | 最大幅 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| トロピカル | 中厚の布・ややしっかり | 1700mm | 屋内装飾、屋外の短期〜中期、応援幕 |
| トロマット | 厚手の布・マットな質感 | 1700mm | 屋内装飾、展示会装飾、屋外の中期〜 |
| ターポリン | 厚手のビニール・水や汚れに強い | 3000mm | 屋外看板、建築現場、屋外の横断幕・懸垂幕 |
| メッシュターポリン | 中厚のメッシュ・風が抜ける | 3000mm | 足場幕、大型広告など風の強い屋外 |
| 両面ターポリン | 厚手・両面印刷対応 | 1300mm | 吹き抜けや通路の上など両側から見える場所 |
迷ったら、屋内や短期なら布系(トロピカル・トロマット)、屋外で長く使うならターポリン、風が強い場所ならメッシュターポリンと考えると選びやすくなります。展示会や体育館など防炎の規定がある会場では、防炎加工も選んでください(「防炎加工とは?」で解説しています)。
周囲の加工(縫製・ロープ縫い込み)
| 加工 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 縫製なし | 端をカットしたまま仕上げる。最も安く早いが、見た目と耐久性はラフ | 短期・低予算 |
| 縫製のみ | 周囲を折り返してミシンで縫う。ほつれを防ぎつつ軽く仕上がる | 屋内・短期〜中期 |
| ロープ縫い込み | 端にロープを包んで縫い込む。引っ張りや風圧に強い | 屋外、長期、大きな幕 |
ロープ縫い込みのロープは幕の補強用で、取り付け用のロープではありません。取り付けにはハトメに通すロープや結束バンドを別途ご用意ください。
ハトメ加工と袋加工
ハトメ加工
ハトメは、幕に穴をあけて金属のリングで補強したものです。ここにロープや結束バンドを通して固定します。のぼり革命ではハトメの取り付けは基本無料で、サイズは#25・#28から選べます。位置をおまかせいただいた場合は、約500〜600mm間隔で取り付けます。
取り付ける場所の金具やフックの位置が決まっている場合は、ハトメの位置を入稿データ上で指定してください。
袋加工
袋加工は、幕の上下などを筒状に縫ってパイプを通せるようにする加工です。店頭幕やタペストリーによく使われ、幕がピンと張ってすっきり見えます。パイプをご自身で用意する場合は、袋の幅を「パイプの直径×2+10mm」で計算します。
横断幕の取り付け方法
取り付け方法は、ハトメを使う方法とパイプを使う方法に大きく分かれます。
| 取り付け方 | 使う物 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| ハトメ+結束バンド | 結束バンド | フェンス・手すり。手軽でしっかり固定できる |
| ハトメ+ロープ | ロープ | 支柱の間に張る、高い場所に掲げる |
| ハトメ+カラビナ | カラビナ | 付け外しが多いイベント・応援幕 |
| ハトメ+吸盤 | 吸盤 | 窓ガラスなどの平らな面 |
| ハトメ+ワッシャー(ネジ止め) | ネジ・ワッシャー | 木部や壁面に固定する場合 |
| 袋加工+パイプ | パイプ・アイボルト・U字バンドなど | 店頭幕、懸垂幕 |
- 風を受ける場所では、ハトメ全部をしっかり固定し、たるみを少なくするとバタつきや破れを防げます。
- 風が強い場所では、メッシュターポリンを選ぶか、風穴加工(幕に風を逃がす切れ込みを入れる加工)を追加します。
- 道路沿いや公共の場所に掲示する場合は、施設管理者の許可や、自治体の屋外広告物条例の確認が必要になることがあります。
注文から届くまでの流れと納期
- 横断幕の注文ページで、サイズ・生地・加工を選んで料金を確認する
- 注文後、入稿データをアップロードする(データがない場合はデザイン作成サービスも利用できます)
- データ確認後に印刷・加工し、発送
| 枚数 | 短辺1500mm以下 | 短辺1501mm以上 |
|---|---|---|
| 少量 | 1〜15枚:6営業日目発送 | 1〜5枚:6営業日目発送 |
| 中量 | 16〜29枚:7営業日目発送 | 6〜10枚:7営業日目発送 |
| 大量 | 30枚〜:10営業日目発送 | 11枚〜:10営業日目発送 |
入稿用のテンプレートはテンプレートダウンロードから入手できます。横断幕のテンプレートは塗り足しが各辺35mmで、袋加工がある場合はその分も含まれています。データの作り方は「入稿データの作り方」をご覧ください。
サイズと生地を選ぶと、その場で横断幕の料金を確認できます。
横断幕の料金を見る